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: [[声優|声]] - [[長谷有洋]] |
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− | : '''テレビ版''' - [[主人公]]。民間人から統合軍のパイロットとなり、バーミリオン小隊、[[ |
+ | : '''テレビ版''' - [[主人公]]。民間人から統合軍のパイロットとなり、バーミリオン小隊、[[スカル小隊]]、スカル中隊隊長などを歴任する。 |
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+ | : '''劇場版''' - 統合軍[[スカル小隊]]のパイロット。 |
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; [[リン・ミンメイ]](鈴明美) |
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: 声 - [[飯島真理]] |
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: 声 - [[小原乃梨子]] |
: 声 - [[小原乃梨子]] |
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: '''テレビ版''' - [[アメリカ合衆国|アメリカ]]出身。統合宇宙軍中尉(後に少佐まで昇進)。24歳。マクロスの航法・火器管制主任オペレーター。ブリッジの女性オペレーター中最年長のまとめ役で、過酷な状況下でもゆとりを失わず、機知に富むユーモアで周りを和ませる。状況判断も沈着冷静で、グローバル艦長の補佐役・秘書的存在としても貢献。人生経験豊富で懐の深い大人の女性。グローバル不在時はブリッジの指揮を代行する。 |
: '''テレビ版''' - [[アメリカ合衆国|アメリカ]]出身。統合宇宙軍中尉(後に少佐まで昇進)。24歳。マクロスの航法・火器管制主任オペレーター。ブリッジの女性オペレーター中最年長のまとめ役で、過酷な状況下でもゆとりを失わず、機知に富むユーモアで周りを和ませる。状況判断も沈着冷静で、グローバル艦長の補佐役・秘書的存在としても貢献。人生経験豊富で懐の深い大人の女性。グローバル不在時はブリッジの指揮を代行する。 |
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− | : コンビを組む未沙とは、[[ |
+ | : コンビを組む未沙とは、[[南アタリア島]]のマクロス乗員訓練選抜センターでルームメイトになって以来の親友。プライベートでも良き相談相手で、輝に素直に気持ちを伝えられない彼女を気遣い、恋愛面の指南役を買って出ている。理想的なカップルとして公認の仲であるフォッカーとは、[[統合戦争]]中配属された片田舎の基地で出逢った。当時は軽薄なプレイボーイと軽蔑していたが、南アタリア島で再会した後、フォッカーの孤独な一面を癒す母性的な愛に目覚める。恋人よりも深い絆で結ばれたパートナーとなるが、[[ゼントラーディ人|ゼントラーディ軍]]との戦闘で先立たれる。以後、その悲しみを胸にしまい気丈に振舞うが、ふとした折に寂しさを洩らす場面もある。 |
; <span id="ヴァネッサ・レイアード">ヴァネッサ・レイアード</span>(Vanessa Laird) |
; <span id="ヴァネッサ・レイアード">ヴァネッサ・レイアード</span>(Vanessa Laird) |
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: 声 - [[佐々木るん]] |
: 声 - [[佐々木るん]] |
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:詳細な記載については「ロボテック版」のヴァネッサ・リーズ(Vanessa Leeds)の記載を参照のこと。 |
:詳細な記載については「ロボテック版」のヴァネッサ・リーズ(Vanessa Leeds)の記載を参照のこと。 |
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; <span id="シャミー・ミリオム">シャミー・ミリオム</span>(Shammy Milliome) |
; <span id="シャミー・ミリオム">シャミー・ミリオム</span>(Shammy Milliome) |
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− | : 声 - [[ |
+ | : 声 - [[室井深雪]] |
: '''テレビ版''' - [[フィンランド]]出身。統合軍所属。18歳(乗艦時)。マクロスのブリッジオペレーターのひとりで、主に艦内管制を担当。 |
: '''テレビ版''' - [[フィンランド]]出身。統合軍所属。18歳(乗艦時)。マクロスのブリッジオペレーターのひとりで、主に艦内管制を担当。 |
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: メインブリッジクルーの中では最年少。華奢な身体に腰まで届くロングヘアという風貌。やや常識外の感性の持ち主で、子供じみた思いつきや天衣無縫な物言いを繰り返して周囲を呆れさせているが、屈託のない明るさで戦時下の緊張を和らげるムードメーカーでもある。勤務中の私語が多いものの根は真面目で、ブリッジ内の禁煙規則に関してはグローバル艦長相手でも常に厳しい。 |
: メインブリッジクルーの中では最年少。華奢な身体に腰まで届くロングヘアという風貌。やや常識外の感性の持ち主で、子供じみた思いつきや天衣無縫な物言いを繰り返して周囲を呆れさせているが、屈託のない明るさで戦時下の緊張を和らげるムードメーカーでもある。勤務中の私語が多いものの根は真面目で、ブリッジ内の禁煙規則に関してはグローバル艦長相手でも常に厳しい。 |
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; <span id="柿崎速雄">柿崎速雄</span>(かきざき はやお) |
; <span id="柿崎速雄">柿崎速雄</span>(かきざき はやお) |
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: 声 - [[鈴木勝美]] |
: 声 - [[鈴木勝美]] |
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− | : '''テレビ版''' - SDF-1 マクロス艦内で統合軍に入隊。輝の部下となり、バーミリオン小隊2番機に搭乗する(階級は伍長)。搭乗機はVF-1A [[ |
+ | : '''テレビ版''' - SDF-1 マクロス艦内で統合軍に入隊。輝の部下となり、バーミリオン小隊2番機に搭乗する(階級は伍長)。搭乗機はVF-1A [[バルキリー (超時空要塞マクロス)|バルキリー]](柿崎専用機)。日本人離れした体格の持ち主で、性格も大らか。戦闘中も軽口を叩いて突進しては仲間に救われたりするが、憎めないところがある。大食漢で、17歳ながら色事にも通じている。 |
: 艦内で入隊し訓練を受けた[[操縦士|パイロット]]としては成績優秀な方ではあったが、元スタントパイロットの輝、天才肌のマックスといった精鋭の同僚達の中にあっては凡庸で精彩を欠き、引き立て役に回ることになる。それでも嫉妬や卑下といった感情は見せず、振舞いは常に明るく前向き。戦闘での貢献がないわけでもなく、地球帰還までの激戦を生き抜く。同僚や早瀬未沙とともに[[ゼントラーディ人|ゼントラーディ軍]]の捕虜となり、無事マクロスへ生還後少尉へ特進する。しかし、オンタリオ市上空戦においてマクロスが展開した全方位バリアの暴走時、脱出が遅れ死亡する。 |
: 艦内で入隊し訓練を受けた[[操縦士|パイロット]]としては成績優秀な方ではあったが、元スタントパイロットの輝、天才肌のマックスといった精鋭の同僚達の中にあっては凡庸で精彩を欠き、引き立て役に回ることになる。それでも嫉妬や卑下といった感情は見せず、振舞いは常に明るく前向き。戦闘での貢献がないわけでもなく、地球帰還までの激戦を生き抜く。同僚や早瀬未沙とともに[[ゼントラーディ人|ゼントラーディ軍]]の捕虜となり、無事マクロスへ生還後少尉へ特進する。しかし、オンタリオ市上空戦においてマクロスが展開した全方位バリアの暴走時、脱出が遅れ死亡する。 |
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: '''劇場版''' - スカル小隊3番機(スカル12)のパイロット。搭乗機はVF-1A バルキリー/スーパーバルキリー(柿崎専用機)。輝との関係も部下と上司ではなく同僚同士という設定で、フォッカー戦死後隊長になったマックスの太鼓持ちのような存在となる。相変わらずの凡才で、[[メルトランディ]]軍迎撃のため出撃中、輝に軽口を叩いている間に敵軍のエース、ミリア639が放った初弾を受け戦死する。 |
: '''劇場版''' - スカル小隊3番機(スカル12)のパイロット。搭乗機はVF-1A バルキリー/スーパーバルキリー(柿崎専用機)。輝との関係も部下と上司ではなく同僚同士という設定で、フォッカー戦死後隊長になったマックスの太鼓持ちのような存在となる。相変わらずの凡才で、[[メルトランディ]]軍迎撃のため出撃中、輝に軽口を叩いている間に敵軍のエース、ミリア639が放った初弾を受け戦死する。 |
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:* 『[[マクロスF]]』第23話では劇場版での最期に関連して、「バルキリー乗りが作戦中に女のことで同僚をからかうと撃墜される」という[[ジンクス]]が登場する。 |
:* 『[[マクロスF]]』第23話では劇場版での最期に関連して、「バルキリー乗りが作戦中に女のことで同僚をからかうと撃墜される」という[[ジンクス]]が登場する。 |
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:* プレイステーション・ポータブル用ソフト『[[マクロスエースフロンティア]]』においては、専用の特殊技として「最後の晩餐」が用意されている(他のキャラクターでも成長させれば使用可能)。スキル一覧でこのスキルを見るとアイコンがステーキになっており、使用すると直前の柿崎の声が再生される(乗機をマクロスにして使用すると、自機を包み込むタイプなので全方位バリアの真似になる)。さらには初期ステータスが全て[[忌み番|42]]になっている。続編の『[[マクロスアルティメットフロンティア]]』では、テレビ版・劇場版ともに柿崎の最期のシーンがステージの演出として追加された(プレイヤー機も敵を全滅させる前に巻き込まれると作戦失敗になる)。さらに、娘々ショップでの解禁ポイントが4242ポイントになっている。 |
:* プレイステーション・ポータブル用ソフト『[[マクロスエースフロンティア]]』においては、専用の特殊技として「最後の晩餐」が用意されている(他のキャラクターでも成長させれば使用可能)。スキル一覧でこのスキルを見るとアイコンがステーキになっており、使用すると直前の柿崎の声が再生される(乗機をマクロスにして使用すると、自機を包み込むタイプなので全方位バリアの真似になる)。さらには初期ステータスが全て[[忌み番|42]]になっている。続編の『[[マクロスアルティメットフロンティア]]』では、テレビ版・劇場版ともに柿崎の最期のシーンがステージの演出として追加された(プレイヤー機も敵を全滅させる前に巻き込まれると作戦失敗になる)。さらに、娘々ショップでの解禁ポイントが4242ポイントになっている。 |
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− | : '''『ロボテック』版''' - 名前が'''Ben Dixon'''に変更されている。2003年のコミック版''Robotech: Love & War''(愛と戦争)では、軍に入隊する以前からの知り合いであると設定されたマックスと友情も描かれ、両親も登場している<ref>参考画像情報:[http://w.livedoor.jp/harmony-gold_japan/d/%a5%d9%a5%f3%a1%a6%a5%c7%a5%a3%a5%af%a5%bd%a5%f3 ベン・ディクソン - ロボテック・クロニクル -]</ref> |
+ | : '''『ロボテック』版''' - 名前が'''Ben Dixon'''に変更されている。2003年のコミック版''Robotech: Love & War''(愛と戦争)では、軍に入隊する以前からの知り合いであると設定されたマックスと友情も描かれ、両親も登場している。<ref>参考画像情報:[http://w.livedoor.jp/harmony-gold_japan/d/%a5%d9%a5%f3%a1%a6%a5%c7%a5%a3%a5%af%a5%bd%a5%f3 ベン・ディクソン - ロボテック・クロニクル -]</ref> |
; 松木浩明(まつき ひろあき) |
; 松木浩明(まつき ひろあき) |
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: 声 - [[河合義雄]] |
: 声 - [[河合義雄]] |
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; <span id="リン・カイフン">リン・カイフン</span>(鈴海皇) |
; <span id="リン・カイフン">リン・カイフン</span>(鈴海皇) |
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: 声 - [[鈴置洋孝]] |
: 声 - [[鈴置洋孝]] |
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− | : '''テレビ版''' - [[ |
+ | : '''テレビ版''' - [[南アタリア島]]で中華料理店「娘々」を営む、鈴少江(リン・シャオチン)と鈴慧中(リン・フェイチュン)夫妻のひとり息子。反戦主義者で軍人や軍隊を嫌っている。リン・ミンメイとは従兄妹の関係にあたり、幼少期から兄妹のように育った。両親が南アタリア島に移住すると決めた際、統合戦争のきっかけとなったマクロスの足元に住むことに反対し、勘当にちかい勢いで家を飛び出し、世界中を放浪していた。2009年11月、[[横浜市|横浜]]でミンメイと再会。彼女の目付け役として同行することを引き受ける。 |
: マクロス艦内では、暴力沙汰で負傷した際、ハンカチを差し出した早瀬未沙の好意を、軍人だからという理由で冷たく拒否し、戦時下においては[[マスメディア|マスコミ]]を利用してまで非暴力を訴える。常に軍人への反感と敵意を剥き出しの状態にするが、マクロスに地球外出撃命令が出され、グローバル艦長が断腸の思いで発表した際には、会見後の彼に歩み寄りその労をねぎらう心遣いを見せる。 |
: マクロス艦内では、暴力沙汰で負傷した際、ハンカチを差し出した早瀬未沙の好意を、軍人だからという理由で冷たく拒否し、戦時下においては[[マスメディア|マスコミ]]を利用してまで非暴力を訴える。常に軍人への反感と敵意を剥き出しの状態にするが、マクロスに地球外出撃命令が出され、グローバル艦長が断腸の思いで発表した際には、会見後の彼に歩み寄りその労をねぎらう心遣いを見せる。 |
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: マクロス乗艦後まもなく、[[二枚目]]と[[功夫|カンフー]]の腕を見込まれ、ミンメイ主演映画『小白竜(シャオパイロン)』の共演者に抜擢される。アクションシーン中、[[特殊撮影|特撮]]で手から放った光線が[[ゼントラーディ人|ゼントラーディ軍]]に「超能力者」と誤解される。ミンメイのサポート役にまわるが、彼女のスター性に惹かれ、親族の垣根をこえプロポーズを果たす。 |
: マクロス乗艦後まもなく、[[二枚目]]と[[功夫|カンフー]]の腕を見込まれ、ミンメイ主演映画『小白竜(シャオパイロン)』の共演者に抜擢される。アクションシーン中、[[特殊撮影|特撮]]で手から放った光線が[[ゼントラーディ人|ゼントラーディ軍]]に「超能力者」と誤解される。ミンメイのサポート役にまわるが、彼女のスター性に惹かれ、親族の垣根をこえプロポーズを果たす。 |
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: 第一次星間大戦終決後は、ミンメイの専属マネージャーとして共に地球各地を巡業するが、結婚に踏み切れないミンメイの態度や彼女の人気の凋落に焦り、次第に空回りが目立つようになる。また、かつての反戦主義思想から戦後による不況を全て統合軍が悪いと考えるようになり、酒びたりとなる。最終的には、市民の扇動などの強引で無思慮な行動を繰り返したことで徐々にミンメイの心が離れていったため、ミンメイの元を去り再び放浪の旅に出ていずこかへと姿を消す。 |
: 第一次星間大戦終決後は、ミンメイの専属マネージャーとして共に地球各地を巡業するが、結婚に踏み切れないミンメイの態度や彼女の人気の凋落に焦り、次第に空回りが目立つようになる。また、かつての反戦主義思想から戦後による不況を全て統合軍が悪いと考えるようになり、酒びたりとなる。最終的には、市民の扇動などの強引で無思慮な行動を繰り返したことで徐々にミンメイの心が離れていったため、ミンメイの元を去り再び放浪の旅に出ていずこかへと姿を消す。 |
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− | : '''劇場版''' - リン・ミンメイの実兄であり、やり手のマネージャー兼音楽プロデューサーとしてミンメイの芸能活動を取り仕切っている。大切な女性として大スターへの飛躍を願っているが、プロ意識が強すぎるゆえ、ミンメイを疲れさせているようである。[[一条輝]]と[[ |
+ | : '''劇場版''' - リン・ミンメイの実兄であり、やり手のマネージャー兼音楽プロデューサーとしてミンメイの芸能活動を取り仕切っている。大切な女性として大スターへの飛躍を願っているが、プロ意識が強すぎるゆえ、ミンメイを疲れさせているようである。[[一条輝]]と[[バルキリー (超時空要塞マクロス)#劇場版|VT-1]]で宇宙へ飛び出したミンメイを早瀬未沙と共に追いかけたり、ミンメイの危機にキスの相手役を買ってでるなど、出番は少ないもののテレビ版よりも行動的で常識的な人物像に修正されており、ボドル基幹艦隊との決戦ではミンメイの歌を戦場全域に中継して勝利に大きく貢献する。 |
: なお、[[富田祐弘]]作の小説版や脚本原本では役回りが多く、得意の演説を打ったり、マネージャーとして輝にミンメイとの関係清算を求める場面などもある。しかし、制作にあたり、監督の[[河森正治]]は2時間内でストーリーをまとめるため、カイフンやカムジンら個性の強い脇役の出番を大幅に減らしたと明かしている。 |
: なお、[[富田祐弘]]作の小説版や脚本原本では役回りが多く、得意の演説を打ったり、マネージャーとして輝にミンメイとの関係清算を求める場面などもある。しかし、制作にあたり、監督の[[河森正治]]は2時間内でストーリーをまとめるため、カイフンやカムジンら個性の強い脇役の出番を大幅に減らしたと明かしている。 |
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: '''その後''' - 『[[マクロス7]]』の企画アルバム『ENGLISH FIRE!!』のライナーノートには、[[FIRE BOMBER]]のコピーバンド「Fire Bomber American」をプロデュースした人物として名が載っている。 |
: '''その後''' - 『[[マクロス7]]』の企画アルバム『ENGLISH FIRE!!』のライナーノートには、[[FIRE BOMBER]]のコピーバンド「Fire Bomber American」をプロデュースした人物として名が載っている。 |
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; 町会長 |
; 町会長 |
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: 声 - [[阪脩]] |
: 声 - [[阪脩]] |
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− | : '''テレビ版''' - 南アタリア島市街地の町会長で、マクロスに乗艦した後も町会長を務める。[[関西弁]]を話し、夫人とよく行動を共にする。リン・ミンメイをミス・マクロスコンテストに推薦する。 |
+ | : '''テレビ版''' - [[南アタリア島]]市街地の町会長で、マクロスに乗艦した後も町会長を務める。[[関西弁]]を話し、夫人とよく行動を共にする。リン・ミンメイをミス・マクロスコンテストに推薦する。 |
: '''劇場版''' - 登場しない。 |
: '''劇場版''' - 登場しない。 |
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; よっちゃん |
; よっちゃん |
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− | : 声 - [[ |
+ | : 声 - [[小粥よう子]]、第1、2話は鳳芳野 |
: '''テレビ版''' - 「娘々」の向かいの蕎麦屋の息子で、ミンメイと仲がよい。よっちゃんは「よしお」の愛称。 |
: '''テレビ版''' - 「娘々」の向かいの蕎麦屋の息子で、ミンメイと仲がよい。よっちゃんは「よしお」の愛称。 |
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: '''劇場版''' - 登場しない。 |
: '''劇場版''' - 登場しない。 |
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: '''その後''' - 本作より35年後(『[[マクロス7]]』の年代)には「娘々」の 経営者となり、全銀河規模でチェーン展開する<ref name="M7CD" />。 |
: '''その後''' - 本作より35年後(『[[マクロス7]]』の年代)には「娘々」の 経営者となり、全銀河規模でチェーン展開する<ref name="M7CD" />。 |
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: '''『[[ロボテック]]』版''' - 名が"Jason"に変更。その他は日本のテレビ版に同じ。 |
: '''『[[ロボテック]]』版''' - 名が"Jason"に変更。その他は日本のテレビ版に同じ。 |
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− | ; ジャミス・メリン |
+ | ; ジャミス・メリン(Jamis Merin) |
: 声 - [[米山敦子|米山あつ子]] |
: 声 - [[米山敦子|米山あつ子]] |
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: '''テレビ版''' - [[ハリウッド]]女優。[[マクロス (架空の兵器)|マクロス]]の進宙式にゲストとして招待されたが、フォールドの際に巻き込まれマクロス内部で生活することになる。彼女の経歴からすれば審査員になってもいいはずだが、自らミス・マクロスコンテストに出場。優勝を確実視されていたが、最終選考でリン・ミンメイに敗れる。その後はミンメイに度々いやがらせをする。 |
: '''テレビ版''' - [[ハリウッド]]女優。[[マクロス (架空の兵器)|マクロス]]の進宙式にゲストとして招待されたが、フォールドの際に巻き込まれマクロス内部で生活することになる。彼女の経歴からすれば審査員になってもいいはずだが、自らミス・マクロスコンテストに出場。優勝を確実視されていたが、最終選考でリン・ミンメイに敗れる。その後はミンメイに度々いやがらせをする。 |
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: '''劇場版''' - 登場しない。 |
: '''劇場版''' - 登場しない。 |
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− | : '''『[[ロボテック]]』版'''-[[DCコミック]]社の子会社、ワイルドストーム(Wildstorm)社の漫画『ロボテック: フロム・ザ・スターズ(星界から)』 |
+ | : '''『[[ロボテック]]』版'''-[[DCコミック]]社の子会社、ワイルドストーム(Wildstorm)社の漫画『ロボテック: フロム・ザ・スターズ(星界から)』(Robotech: From The Stars)にでは、 本名「ジャネット・モリス」(Janet Morris)こと芸名「ジャン・モリス」(Jan Morris)<ref>正式な氏名(フルネーム)は「ジャネット・モリス」(Janet Morris)。詳細は「[[英語人名の短縮形]]」を参照。</ref>、に氏名変更。漫画版ではデザインが描き直され、歌手として2005年に「マクロス・アイランド」に遠征、コンサートツアーを行う。容姿や魅力もミンメイのライバルに見合うだけの水準にグレードアップされた。<ref>画像等参考情報 - [http://w.livedoor.jp/harmony-gold_japan/d/%a5%b8%a5%e3%a5%f3%a1%a6%a5%e2%a5%ea%a5%b9 ジャン・モリス - ロボテック・クロニクル -]</ref> |
; ケント・フライヤー |
; ケント・フライヤー |
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: '''テレビ版''' - 歌手デビュー前のミンメイを指導する作曲家。モデルは本作の音楽担当の作曲家、[[羽田健太郎]]。 |
: '''テレビ版''' - 歌手デビュー前のミンメイを指導する作曲家。モデルは本作の音楽担当の作曲家、[[羽田健太郎]]。 |
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=== 第一次星間大戦後の登場人物 === |
=== 第一次星間大戦後の登場人物 === |
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; <span id="コミリア・マリア・ファリーナ・ジーナス">コミリア・マリア・ファリーナ・ジーナス</span>(Komilia Maria Fallyna Jenius) |
; <span id="コミリア・マリア・ファリーナ・ジーナス">コミリア・マリア・ファリーナ・ジーナス</span>(Komilia Maria Fallyna Jenius) |
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− | : '''テレビ版''' - マクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナ・ジーナスの長女。愛称は「マリア」。[[第一次星間大戦]]において地球人と[[ゼントラーディ]]([[メルトランディ]])間の初の星間混血児として生を受け、TV版第30話「ビバ・マリア」において工場衛星奪取任務のための「[[カルチャーショック]]作戦」の重要な「小道具」としてミリアとともに[[ |
+ | : '''テレビ版''' - マクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナ・ジーナスの長女。愛称は「マリア」。[[第一次星間大戦]]において地球人と[[ゼントラーディ]]([[メルトランディ]])間の初の星間混血児として生を受け、TV版第30話「ビバ・マリア」において工場衛星奪取任務のための「[[カルチャーショック]]作戦」の重要な「小道具」としてミリアとともに[[バルキリー (超時空要塞マクロス)|VF-1Jバルキリー]]のコンテナ状揺りかごに搭載されて「子連れ」出撃する。 |
: '''劇場版''' - 登場しない。 |
: '''劇場版''' - 登場しない。 |
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− | : '''ゲーム版''' - 幼児期以外では[[超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-]]へ連なる世界観の[[PCエンジン|PCエンジンSUPER CD-ROM²]]用[[ゲームソフト]]『[[マクロスシリーズ (ゲーム)#1990年代|超時空要塞マクロス2036]]』において初出する。西暦2036年、ヌェルド基幹艦隊の襲来においてはゲームオリジナル機体VF-1SR(VF-1Sの改良型[[ |
+ | : '''ゲーム版''' - 幼児期以外では[[超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-]]へ連なる世界観の[[PCエンジン|PCエンジンSUPER CD-ROM²]]用[[ゲームソフト]]『[[マクロスシリーズ (ゲーム)#1990年代|超時空要塞マクロス2036]]』において初出する。西暦2036年、ヌェルド基幹艦隊の襲来においてはゲームオリジナル機体VF-1SR(VF-1Sの改良型[[バルキリー (超時空要塞マクロス)|バルキリー]]参照)を駆って活躍。 |
− | : その後[[日本コンピュータシステム|メサイヤ]]より発売されたPCエンジン対応のゲームソフト『[[マクロスシリーズ (ゲーム)#1990年代|超時空要塞マクロス 永遠のラブソング]]』においても、ブリタイ・クリダニクらの艦隊の援軍として[[ |
+ | : その後[[日本コンピュータシステム|メサイヤ]]より発売されたPCエンジン対応のゲームソフト『[[マクロスシリーズ (ゲーム)#1990年代|超時空要塞マクロス 永遠のラブソング]]』においても、ブリタイ・クリダニクらの艦隊の援軍として[[ライトニングIII (マクロスシリーズ)|VF-4 ライトニングIII]]を駆って参入、主人公の霧生隼人らと共に「ブラド基幹艦隊」に立ち向かい、勝利を収める。 |
: ゲーム版では[[高田由美]]が演じている。 |
: ゲーム版では[[高田由美]]が演じている。 |
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: '''『ロボテック』版''' - 名前はDana Sterlingに変更されている。第2シーズンの"The Robotech Masters"(日本では『[[超時空騎団サザンクロス]]』)の主人公・ジャンヌと同一人物にされている。 |
: '''『ロボテック』版''' - 名前はDana Sterlingに変更されている。第2シーズンの"The Robotech Masters"(日本では『[[超時空騎団サザンクロス]]』)の主人公・ジャンヌと同一人物にされている。 |
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== ゼントラーディ軍 == |
== ゼントラーディ軍 == |
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=== 第118基幹艦隊 === |
=== 第118基幹艦隊 === |
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− | ; <span id="ボドルザー">ボドルザー</span> |
+ | ; <span id="ボドルザー">ボドルザー</span>(Boddole Zer) |
: 声 - [[市川治]] |
: 声 - [[市川治]] |
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− | : '''テレビ版''' - [[ |
+ | : '''テレビ版''' - [[ゼントラーディ]]軍第118基幹艦隊(ボドル基幹艦隊)司令長官。乗艦は基幹艦隊旗艦フルブス・バレンス。ブリタイ・クリダニク率いる第67グリマル級分岐艦隊、ラプラミズ率いる基幹艦隊直衛艦隊などを含む総勢約480万隻の艦を統括する存在。 |
: ブリタイがSDF-1[[マクロス (架空の兵器)|マクロス]]から連れ帰った[[地球]]人類の[[捕虜]]が持つ[[文化]]を目の当たりにして、地球人類が[[プロトカルチャー (マクロスシリーズ)|プロトカルチャー]]ではないかという疑念を抱き、マクロス艦内に[[スパイ]]を送り込むことを命じる。そのスパイによる調査の結果に加え、ブリタイ艦隊のマクロスとの同盟締結という事態に至り、地球人類がプロトカルチャーであると断定。このままゼントラーディ軍がプロトカルチャーの文化に汚染されることを恐れ、基幹艦隊全軍を挙げてブリタイ、ラプラミズ両艦隊もろとも地球人類を抹殺することを決定する。 |
: ブリタイがSDF-1[[マクロス (架空の兵器)|マクロス]]から連れ帰った[[地球]]人類の[[捕虜]]が持つ[[文化]]を目の当たりにして、地球人類が[[プロトカルチャー (マクロスシリーズ)|プロトカルチャー]]ではないかという疑念を抱き、マクロス艦内に[[スパイ]]を送り込むことを命じる。そのスパイによる調査の結果に加え、ブリタイ艦隊のマクロスとの同盟締結という事態に至り、地球人類がプロトカルチャーであると断定。このままゼントラーディ軍がプロトカルチャーの文化に汚染されることを恐れ、基幹艦隊全軍を挙げてブリタイ、ラプラミズ両艦隊もろとも地球人類を抹殺することを決定する。 |
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: 地球の周囲全域に[[OTM#フォールド航法|デフォールド]]した基幹艦隊の一斉砲撃により地球の全生命体の99%を死滅させることに成功するが、マクロス・ブリタイ艦隊同盟軍の「[[マクロスシリーズの用語一覧#作戦・戦法|リン・ミンメイ作戦]]」により基幹艦隊の戦力は大きく低下、最終的に「[[ダイダロスアタック|マクロス・アタック]]」によりフルブス・バレンスに突入したマクロスの[[OTM#反応兵器(反応弾)|反応弾]]一斉発射を受け、最期を迎える。 |
: 地球の周囲全域に[[OTM#フォールド航法|デフォールド]]した基幹艦隊の一斉砲撃により地球の全生命体の99%を死滅させることに成功するが、マクロス・ブリタイ艦隊同盟軍の「[[マクロスシリーズの用語一覧#作戦・戦法|リン・ミンメイ作戦]]」により基幹艦隊の戦力は大きく低下、最終的に「[[ダイダロスアタック|マクロス・アタック]]」によりフルブス・バレンスに突入したマクロスの[[OTM#反応兵器(反応弾)|反応弾]]一斉発射を受け、最期を迎える。 |
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: 太った禿頭の中年男性といった容貌であり、声を演じた市川治は、敵の総大将だ、という説明を受けて、今まで自分が得意とした美形悪役のつもりで演じたが、後でその顔を見て驚いたという。 |
: 太った禿頭の中年男性といった容貌であり、声を演じた市川治は、敵の総大将だ、という説明を受けて、今まで自分が得意とした美形悪役のつもりで演じたが、後でその顔を見て驚いたという。 |
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: '''劇場版''' - 名前は'''ゴル・ボドルザー'''<ref>『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』エンディングクレジットの表記。</ref>または'''ゴルグ・ボドルザー'''<ref>『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』劇中において、ブリタイ7018がマクロスを援護する際の台詞より。</ref>。ゼントラーディ軍第425基幹艦隊を率いる、製造から12万周期の時を経た機動要塞の中枢生体ユニット。通常のゼントラーディ人よりも更に巨大で、彼らとマイクローン程の身長差がある。長い時を生きるうちにわずかながら文化を解読する能力を有しており、プロトカルチャーの残した[[歌]]のメロディが記録されたメモリープレートを回収、保有している。 |
: '''劇場版''' - 名前は'''ゴル・ボドルザー'''<ref>『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』エンディングクレジットの表記。</ref>または'''ゴルグ・ボドルザー'''<ref>『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』劇中において、ブリタイ7018がマクロスを援護する際の台詞より。</ref>。ゼントラーディ軍第425基幹艦隊を率いる、製造から12万周期の時を経た機動要塞の中枢生体ユニット。通常のゼントラーディ人よりも更に巨大で、彼らとマイクローン程の身長差がある。長い時を生きるうちにわずかながら文化を解読する能力を有しており、プロトカルチャーの残した[[歌]]のメロディが記録されたメモリープレートを回収、保有している。 |
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− | : ブリタイ7018の連れ帰った捕虜の一人リン・ミンメイに歌を歌わせることで対立するモルク・ラプラミズ率いる[[メルトランディ]]艦隊の戦力を減衰させることを考え、地球に帰還したマクロスと同盟を結ぶ。しかし、メルトランディ艦隊の襲撃に際しても歌が完成しないことに業を煮やし、マクロスもろともメルトランディ艦隊を撃滅することを決定、機動要塞の主砲攻撃により友軍艦隊ごとメルトランディの機動要塞を撃沈させる。その行為がブリタイの反感を招くことになり、さらに完成したミンメイの歌にゼントラーディ、メルトランディ両軍の兵が触発され、ブリタイの号令によりその多くを敵に回すこととなる。最期は一条輝の操縦する[[ |
+ | : ブリタイ7018の連れ帰った捕虜の一人リン・ミンメイに歌を歌わせることで対立するモルク・ラプラミズ率いる[[メルトランディ]]艦隊の戦力を減衰させることを考え、地球に帰還したマクロスと同盟を結ぶ。しかし、メルトランディ艦隊の襲撃に際しても歌が完成しないことに業を煮やし、マクロスもろともメルトランディ艦隊を撃滅することを決定、機動要塞の主砲攻撃により友軍艦隊ごとメルトランディの機動要塞を撃沈させる。その行為がブリタイの反感を招くことになり、さらに完成したミンメイの歌にゼントラーディ、メルトランディ両軍の兵が触発され、ブリタイの号令によりその多くを敵に回すこととなる。最期は一条輝の操縦する[[バルキリー (超時空要塞マクロス)|VF-1S]]の銃撃を受け、崩壊する。 |
: '''『[[ロボテック]]』版''' - 名がドルザ(Dolza)に変更、その他は日本版テレビシリーズに同じ。 |
: '''『[[ロボテック]]』版''' - 名がドルザ(Dolza)に変更、その他は日本版テレビシリーズに同じ。 |
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==== 第109分岐艦隊・第7空間機甲師団 ==== |
==== 第109分岐艦隊・第7空間機甲師団 ==== |
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; <span id="カムジン・クラヴシェラ">カムジン・クラヴシェラ</span>(Quamzin Kravshera) |
; <span id="カムジン・クラヴシェラ">カムジン・クラヴシェラ</span>(Quamzin Kravshera) |
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− | : 声 - [[ |
+ | : 声 - [[目黒裕一]] |
: '''テレビ版''' - 第109分岐艦隊所属の第7空間機甲師団長。周囲を顧みない無謀な戦闘指揮ぶりから「'''味方殺し'''」の異名を持つ。ゼントラーディ軍きってのエースパイロットでもあり、自ら戦闘ポッドに搭乗して前線で戦い抜く。主な搭乗機は[[ゼントラーディ軍の兵器#グラージ|グラージ]]、[[ゼントラーディ軍の兵器#ヌージャデル・ガー|ヌージャデル・ガー]]。 |
: '''テレビ版''' - 第109分岐艦隊所属の第7空間機甲師団長。周囲を顧みない無謀な戦闘指揮ぶりから「'''味方殺し'''」の異名を持つ。ゼントラーディ軍きってのエースパイロットでもあり、自ら戦闘ポッドに搭乗して前線で戦い抜く。主な搭乗機は[[ゼントラーディ軍の兵器#グラージ|グラージ]]、[[ゼントラーディ軍の兵器#ヌージャデル・ガー|ヌージャデル・ガー]]。 |
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: 「クールなニヒリストを装っているが、頭に血が上りやすい」とキャラクター設定にはあるが、劇中では常に好戦的であり、頭に血が上っている。過去に何度も不祥事を引き起こしているが、これまでゼントラーディが苦戦してきた相手にも勇猛果敢に戦い勝利してきた実績があり、部下からは「親分」と慕われている。ブリタイ艦隊の対マクロス戦での予想以上の苦戦により、急遽増援として師団と共に招聘される。ここでも慎重なブリタイに反して度々マクロスへの攻撃を強行し窮地に陥れる。一条輝とも複数回交戦し、互角の戦いを演じる。 |
: 「クールなニヒリストを装っているが、頭に血が上りやすい」とキャラクター設定にはあるが、劇中では常に好戦的であり、頭に血が上っている。過去に何度も不祥事を引き起こしているが、これまでゼントラーディが苦戦してきた相手にも勇猛果敢に戦い勝利してきた実績があり、部下からは「親分」と慕われている。ブリタイ艦隊の対マクロス戦での予想以上の苦戦により、急遽増援として師団と共に招聘される。ここでも慎重なブリタイに反して度々マクロスへの攻撃を強行し窮地に陥れる。一条輝とも複数回交戦し、互角の戦いを演じる。 |
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: ボドル戦役時にはマクロスに加勢をするが、それから2年の間、地球の文化になじめずにいた。そこでカムジンは、ゼントラーディ人が多く住むトラッド・シティを強襲し、好戦的なゼントラーディの兵士達を集めマクロスへの反乱を企て始める。その際、リン・ミンメイとリン・カイフンの二人を人質にとるという、これまでのゼントランにはなかった行為を行っている。 |
: ボドル戦役時にはマクロスに加勢をするが、それから2年の間、地球の文化になじめずにいた。そこでカムジンは、ゼントラーディ人が多く住むトラッド・シティを強襲し、好戦的なゼントラーディの兵士達を集めマクロスへの反乱を企て始める。その際、リン・ミンメイとリン・カイフンの二人を人質にとるという、これまでのゼントランにはなかった行為を行っている。 |
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: 2012年、第一次星間戦争時にジャングルに不時着・放棄されていた 1,500m 級中型砲艦(海外版では、キルトラ・ケラミッツ/Quiltra-Quelamitz、リニュナダウ・ロジメアン/Rineunadou-Lojmeuean 等の記載あり)を自ら修復し、さらに強奪したマイクローン変換装置で文化になじめなかったゼントラーディ・マイクローンを元に戻すなどして兵力を増強し、マクロスシティの奇襲にかかるが、マクロスの主砲によって砲艦は大破する。その直後、捨て身の突撃を行いマクロスを大破させるが、自艦は爆発炎上して轟沈する。 |
: 2012年、第一次星間戦争時にジャングルに不時着・放棄されていた 1,500m 級中型砲艦(海外版では、キルトラ・ケラミッツ/Quiltra-Quelamitz、リニュナダウ・ロジメアン/Rineunadou-Lojmeuean 等の記載あり)を自ら修復し、さらに強奪したマイクローン変換装置で文化になじめなかったゼントラーディ・マイクローンを元に戻すなどして兵力を増強し、マクロスシティの奇襲にかかるが、マクロスの主砲によって砲艦は大破する。その直後、捨て身の突撃を行いマクロスを大破させるが、自艦は爆発炎上して轟沈する。 |
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− | : ラプラミズとは何かといがみ合う関係だが、戦後の反乱では行動を共にし、「文化の力」を信じるミンメイとカイフンを嘲るように |
+ | : ラプラミズとは何かといがみ合う関係だが、戦後の反乱では行動を共にし、「文化の力」を信じるミンメイとカイフンを嘲るように彼らの目の前でキスをしてみせる。最終回での特攻で死亡したように描写されているが、当初のシナリオでは生き延びる予定であった。直後の『[[アニメージュ]]』にはそちらのシナリオを元とした、巨人サイズのまま夫婦になった二人と彼らの赤子のイラストが掲載されている。 |
: '''劇場版''' - 名前(製造番号)は'''カムジン03350'''。一条輝達がバルキリーで土星宙域を飛び回っていた時に、その捕獲作戦の指揮を担当。さらに彼らがブリタイのノプティ・バガニス級戦艦から脱出しようとした際に、ロイ・フォッカーのバルキリーを奇襲。乗機のヌージャデル・ガーを破壊されても生身でフォッカーのバルキリーに突撃し、コックピットを潰してフォッカーに瀕死の重傷を負わせるが、最後の力を振り絞ったフォッカーの反撃によって相討ちで死亡する。 |
: '''劇場版''' - 名前(製造番号)は'''カムジン03350'''。一条輝達がバルキリーで土星宙域を飛び回っていた時に、その捕獲作戦の指揮を担当。さらに彼らがブリタイのノプティ・バガニス級戦艦から脱出しようとした際に、ロイ・フォッカーのバルキリーを奇襲。乗機のヌージャデル・ガーを破壊されても生身でフォッカーのバルキリーに突撃し、コックピットを潰してフォッカーに瀕死の重傷を負わせるが、最後の力を振り絞ったフォッカーの反撃によって相討ちで死亡する。 |
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: '''備考''' - キャラクターデザインは[[マクシミリアン・ジーナス]]の採用されなかったデザイン案が基になっている。続編『[[マクロスF]]』ではカムジンと酷似した容姿・性格のゼントラーディ兵士「テムジン」が登場し、やはり地球文化を否定して叛乱を煽動する役回りとなる。 |
: '''備考''' - キャラクターデザインは[[マクシミリアン・ジーナス]]の採用されなかったデザイン案が基になっている。続編『[[マクロスF]]』ではカムジンと酷似した容姿・性格のゼントラーディ兵士「テムジン」が登場し、やはり地球文化を否定して叛乱を煽動する役回りとなる。 |
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: '''テレビ版''' - 工場衛星守備艦隊司令。統合軍・ブリタイ艦隊連合軍による工場衛星奪取作戦において交渉を拒絶するも、地球人の文化を見せ付けられて動揺する。直後、ダガオ艦がプロトカルチャーに汚染されたと判断した僚艦の攻撃を受けて死亡する。 |
: '''テレビ版''' - 工場衛星守備艦隊司令。統合軍・ブリタイ艦隊連合軍による工場衛星奪取作戦において交渉を拒絶するも、地球人の文化を見せ付けられて動揺する。直後、ダガオ艦がプロトカルチャーに汚染されたと判断した僚艦の攻撃を受けて死亡する。 |
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: '''劇場版''' - 登場しない。 |
: '''劇場版''' - 登場しない。 |
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== 関連項目 == |
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* [[第一次星間大戦]] |
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* [[マクロスシリーズの用語一覧]] |
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