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機体解説

 1984年にグラマン社のグラマン・エアロスペースが将来の軽量・高機動性戦闘機開発を先立ち、前身翼機の有効性を実証するべく技術デモンストレーダー機として製造した。操縦装置もスペースシャトルと同じデジタル・フライ・バイ・ワイヤーシステム採用によりコンピューター制御による機体の安定性と機動性を両立した。なお機体胴体はF-5、降着装置はF-16、エンジンはF/A-18、油圧装置はA-6から流用により製造コストをかなり低く抑え、部品調達も容易であった。これは主翼部分が先進的な複合材成型技術を必要としており出来る限りは現用機からの流用は当然の傾れであり、一例として計器は殆どがアナログ方式になっているのもそのような理由からでこの機体の目的は前身翼機の有効性を示すために製造されたのである。


フィクション作品に登場するX-29

エリア88(作者 新谷かおる 小学館”少年ビックコミック”掲載作品)では主人公である風間シン内戦状態のアスラン王国にて外国人部隊”エリア88”ではF-8E、F-5E、クフィール(形式番号不明)、サーブ35ドラケン、F-20と乗り継いで来た彼にとって最後に使用した機体で非武装の機体にレーダーや機関銃、パイロンを追加装備しているが燃料タンク容量が戦闘機向けではないので劇中途中で放棄している。なおこの作品にはメジャーな機体からマイナーな機体まで登場しており殆どが制式機と言う中ではグラマンX-29は目を引く存在であった。

(詳細な説明をすればこの部隊では出入りしている商人から武器や弾薬を購入しており、戦闘機も購入するシステムである……ただしクフィールは戦況により同部隊の残存戦闘機では太刀打ちできないと言う事で正規空軍から回された機体でシンは司令官の命により預けられた形になっている)

エースコンバット(制作 ナムコ(現バンダイナムコゲームス)シリーズでは複数の作品で登場しプレイヤー操作できる作品もある。

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